青年部
蔵前工業高校へ出前授業 高校生と東青協役員が座談会
東青協では1月23日(水)、都立蔵前工業高等学校にて東青協役員会並びに同校OBである水谷豪氏とLIXIL担当者3名で、「次世代業界の担い手確保」をコンセプトに出前授業を行った。設備工業科2年生33名を対象に学校のご厚意で5限目・6限目の枠を提供していただいた。その他に当日は五十嵐総務部会長、柳澤事務局長、原総務課長、保護者1名、学校関係者数名が参加した。
形式としては33名の生徒を2グループに分け、「水の学校(LIXIL担当)」と「座談会(東青協担当)」を1時間毎交互に実施した。
LIXIL担当の「水の学校」では①水から学ぶ、②世界のトイレ問題「トイレが世界を救う?」の2つをテーマにスライドや動画を紹介しながら、水の大切さや世界のトイレ事情など具体例を交えて説明した。
東青協担当の「座談会」では、まず「新築施工」、「施工管理」、「メンテナンス」の3つをテーマに役員担当者から説明を行った。その後、生徒達を3グループに分け、東青協役員メンバーを3名ずつ配置。普段授業では聞けないことや設備業の実態など質問できる座談会を行った。
例えば「初任給は幾らくらい貰えるのか」、「やる気の出ない仕事だったらどうすればいいのか」、「出会いはあるのか」、「結婚できるのか」など高校生らしい質問が多く、就活を控え仕事選びや仕事を続ける上での私生活の不安等、設備業に抱くイメージに関連した質問が多かった。そうした質問に対し東青協役員は、自分たちの仕事の魅力を交えながら一つ一つ丁寧に答えており、生徒達は真剣に耳を傾けていたのが印象的だった。
授業終了後、蔵前高校の先生から「高校生が実際に設備業に携わる企業の方々から生のお話を聞ける機会は滅多に無いことなので、学校側としても非常に助かる。今後も是非継続していただきたい」とお言葉をいただいた。