メリット

組合加入のメリット

個人事業主や中小企業は、大企業と比べ、技術、人材、情報、資金力等の経営資源が不足しており、一企業でこれらすべてを備えることは非常に困難です。このような状況を改善し、企業の力を向上させるには、中小企業者等が相互に結合し組織の力によって競争力を強めることが効果的です。

協同組合では、組合員同士が相互扶助の精神に基づき、単独では不足する経営資源を協同組織により補完し合い、共同で様々な事業を行っています。そして、加入している組合員は組合事業を利用することによって、技術力や経営力を向上させ競争力を高めることができます。

当組合は、経営や技術の発展向上を目指す管工事業者に向けて、サポートとなる様々な事業を行っており、東京都内に事業所を有する管工事業の個人事業主または中小企業であれば原則どなたでもご加入いただけます。最近では、水道施設工事を専業とする管工事と密接に関連する事業所の加入が増加傾向にあります。

組合に加入していない事業者の方は、ぜひ加入を検討してみてはいかがでしょうか。

仕事を増やせます

業務受託・斡旋に関するメリット

仕事の斡旋を受けられます

組合では都民等からの修繕工事依頼を受け付けるコールセンター(総合設備メンテナンスセンター)を設置しており、諸条件をクリアした登録会員へ修繕業務を斡旋する事業を行っています。東京都水道局・下水道局のホームページでも紹介されており、年間約2万件の修繕依頼があります。そのため、会員にとっては安定した収入源となっており経営面で安心を得られます。

「官公需適格組合」のため、組合が仕事を受注しています

平成12年3月に中小企業庁より「官公需適格組合(役務の提供)」の証明を受け、組合本部が東京都などから仕事を受注できるようになりました。受注した仕事については登録組合員に割り当て、各社の売上増に貢献しています。

営業活動が不得手、受注減にお悩みの事業者にとっては価値のある事業ではないでしょうか。

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会社と人を強化

技術・競争力強化に関するメリット

組合員になると、経営事項審査で加点できます

組合は上下水道局とそれぞれ防災協定を締結しています。防災協定を締結した組合に加入すると、公共工事を受注する上で必要な経営事項審査の「社会性の確認(W)」項目において20点加点できます。以前よりも、企業の社会性については評価が高まる傾向なので、組合に加入することで自社の価値を高められます。

専門技術資格・技能講習会を受け人材強化が図れます

管工事業界は数多な資格が存在し、資格保有数によってできる仕事の幅が広がります。仕事の幅が広がれば売上を拡大でき、企業として成長できます。企業の成長は資格を保有する人(従業員)の成長なくしてできません。

組合では人材育成のサポートとして給水装置工事主任技術者試験、排水設備責任技術者試験をはじめとした様々な資格試験対策講習会を開催しています。また、ポンプの基礎知識講習会、各種図面の書き方講習等の基礎的な講習会も実施しており、受講者のレベルに合わせた講習会を幅広く用意しています。

組合が実施している講習会一覧

JACに間接加入でき、技能実習生から「特定技能1号」への切替えが大幅なコストダウンにて行えます

令和元年度より特定技能制度が始まり、建設分野のほとんどの職種の技能実習生が試験なしに在留資格「特定技能」への切替えが可能となっています。切替えをするにあたり、受入企業は特定技能外国人受入事業実施法人である(一社)建設技能人材機構(JAC)に直接的または間接的に加入が必要になります。

現在、当組合の上部団体である全国管工事業協同組合連合会がJACの正会員となっており、その会員企業はJACに間接的に加入していると見なされます。

当組合に加入すれば、JACに間接的に加入したことになる為、受入企業の組合員は、所定の手続きを行えば、受入負担金の負担だけで済み、毎年掛かるJACの年会費(36万円)を払う必要がなく、企業にとって大幅なコストダウンが図れます。

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会社や従業員をサポート

福利厚生のメリット

労働保険の事務作業を委託して業務の効率化が図れます

労働者を一人でも雇用していれば、規模に関わらず労働保険の適用事業となり労働保険料を納付しなければなりません。
当組合では昭和43年より国から労働保険事務組合の認可を受け、組合員を対象に労働保険(労災保険・雇用保険)の保険料申告・納付等の事務処理の代行事業を行っています。

事業主等に代わって労働保険の申告や計算、労働基準監督署及びハローワークへの書類提出など、労働保険に関する事務を代行し、できるだけメインの仕事に専念できる環境作りをサポートしています。また、労災保険に加入することができない事業主や家族従事者なども中小事業主等の特別加入制度により、労災保険に加入することができます。

組合員にしか加入できない生命保険共済制度

大規模組合ならではのスケールメリットが活かされた、安価な掛金で契約できる共済制度をご利用いただけます。満14歳6ヶ月から70歳6ヶ月までの組合員や従業員が加入資格を持ち、加入された方は75歳6ヶ月まで継続加入できます。

東管共助会「遺族共助、火災共済」

組合独自の共助制度です。組合へ届け出ている代表者が死亡した場合、遺族へ100万の弔慰金、火災にあった場合は上限100万円の見舞金が給付される制度です。なお、死亡者数や火災件数に応じて負担金が徴収されます。

その他、建設業界ならではの様々な保険をご案内

民間工事を対象とした組合独自の「第三者賠償保険制度」など、業界の特徴を踏まえた様々な保険を割安でご案内しています。各種保険会社と組合間で契約しているため、一般の個人契約に比べて保険料が割安になります。

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人脈で得られる情報

情報収集のメリット

同業者同士で情報交換(仲間作り)

組合は26の地域毎に分かれ支部組織を形成しています。支部毎に会合を実施したり、仲間同士仕事を融通し合ったりして、支部員同士でコミュニケーションを深めています。組合加入することにより、同業者同士で悩みや疑問を解決し合う環境を得ることができます。視野を広げることに繋がり、仕事を続けていく上で非常にメリットがあるといえるのではないでしょうか。

機関紙の発行

当組合では「東管ニュース」という機関紙を発行しています。タイムリーな行政情報や講習会案内、組合員からの投稿など役立つ情報も満載で、組合の活動を把握することができます。尚、組合に加入しますと毎月事務所に郵送されます。

東管ニュース

レクレーションに参加できます

従業員や家族で、組合が企画する各種レクリエーションに参加できます。特にゴルフ・ボウリング・釣りの3つの同好会は定期的に大会を開催しており、親睦を深める場となっています。

都外の業者を紹介します

東京都以外の仕事を受注したけれども、自社で対応できない。そんな時はご相談ください。関東地区の管工事組合とのネットワークを駆使して、業者をご紹介いたします。

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組合加入のご相談やお問い合わせは、
東京都管工事工業協同組合 総務課まで
お気軽にご連絡ください。
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