東管協組について

青年部

2020.03.11

青年部役員が出前授業を開催
蔵前工業高校設備工業科でポンプの基礎知識講座と座談会

東青協では、2月19日㈬、都立蔵前工業高等学校にて東青協役員並びに川本ポンプ担当者3名で、2回目の開催となる「次世代の業界担い手確保」を目的にした出前授業を行った。設備工業科2年生35名を対象に、5限目・6限目の枠で実施し、当日は東青協役員会の他に上杉総務部会長、原総務課長、保護者、学校関係者数名が参加した。
 授業は、生徒を2つのグループに分け、「ポンプの基礎知識講座(川本ポンプ担当)」と「座談会(東青協担当)」を1時間毎交互に実施した。
 川本ポンプが担当した「ポンプの基礎知識講座」では、まず「ポンプとは何か?」、「ポンプの無い世界はどんな世界になるか」など、生徒に疑問を投げかけ考えさせることから始め、ポンプへの興味喚起とポンプの必要性について説明をした。その後、仕組みの説明や、街に存在するポンプの用途などを紹介し、最後に手押しポンプや電気式ポンプの実機に触れてもらいながら、体験を通じた講義を行った。
 東青協が担当した「座談会」では、まず「現場施行」「施工管理」「メンテナンス」の3つの仕事について役員担当者から説明を行った。その後生徒達と机を囲み、普段授業では聞けない設備業の実態などの質問ができる座談会を行った。
 生徒の就職先は大手建設グループ企業やビルメンテナンス会社が主になっており、職種も施工管理などを希望する生徒が多く、現場仕事が避けられる傾向が有る。そこで、今回東青協役員達は、大手企業では経験できない自分たちの仕事の魅力を伝えることを念頭に生徒と対話を行った。
 仕事の失敗談や給与の話、労働時間や資格についてなど、こらから仕事をする上での漠然とした不安に関する質問が多かった。座談会を終えた感想の中で、ある生徒が一番心に響いたこととして「お金目的で仕事をするのではなく、自分の腕を磨きお客様の要望に応える内にやりがいに変わり、その結果お金が稼げるようになる、ということを教えてもらった」と発言していた。
 普段、使命感を持って仕事をしている青年部達の生の声を聞いてもらい、一人でも多くの若い人が当業界への関心を深める機会として、今後も出前授業を継続していきたい。

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