青年部
東青協・第2回東京湾アジ釣りレク開催!
ようやく朝晩は秋めいた気候になってきたものの残暑が厳しい10月1日(日)、東青協は第2回東京湾アジ釣りレクリエーションを開催しました。
大田区羽田の船宿「かみや」に午前7時、青年部員とその家族ら34名が集合しました。
実行委員⾧に続き田母神会⾧の挨拶の後、一行は1号船17名2号船17名に分乗し午前7時30分に岸払いし、期待に胸を膨らませ羽田空港を横目に東京湾を横断し40分程走り、ポイントの木更津沖を目指します。
前日から吹いている強い南風が影響し、多摩川河口を出るとすでに波が立っており船は上下に揺れ、右舷側は潮を被り、船になれない方は少し過酷な海でした。しかし着いてしまえば、風影のポイントのおかげで風当たりも、船の揺れもほとんどありません。
初心者の方もいたので、まずは釣り方のレクチャーを受け、船⾧の合図でいざ実釣開始。水深17~18m程の海底に仕掛けを下ろし、コマセを振っているとすぐに生体反応が竿先に伝わってきます。小ぶりながら金ピカに輝いた黄金アジです。その場に居ついているのか、はたまた回遊しているのが留まっているのかはわかりませんが棚さえ合えば、すぐに魚が掛かってくる、まさに入れ食いに近い状態に発展しました。
段々に日が昇ってくるにつれ、10月とは思えない暑さになってきて、お子さんたちは船酔いよりも暑さによりお疲れの様子です。
大人たちも釣れなきゃ飽きてしまいますが、釣れれば釣れたで小さいアジより大きいアジがいいと、欲がでてくるものです。
ずっとこのポイントでやっていれば釣れ続けたでしょうが、ある程度皆さんお土産が確保できたところで船⾧に相談し、揺れは覚悟で大きいアジを求め、ポイントを移動。さすがは百戦錬磨の釣り船の船⾧、慎重に魚探の反応をチェックをしながら3か所目の移動先で20cmを超えるアジが釣れるポイントを探し当ててくれました。
そうなると、皆さん俄然やる気モードに変わり、その頃には風も弱まってきたのも相まって納竿までの残り30分は今日一番のハイライトでした。
お目当てサイズを釣り上げ、ニッコリ笑顔で午後2時前に帰港し、今回参加いただいた近藤総務部会⾧の挨拶で閉会しました。
アジの語源は「味が良い」から来ているとも言われるほど美味しく、日本人にとって親しみのある魚。
帰港後に桟橋で振舞われた船宿特製アジの南蛮漬けの美味に魅了されつつ、アジの入ったクーラーボックスを片手に、皆さん足早に帰路に就きました。
実行委員⾧ 大田南支部 (株)興伸商会 岡 裕之