青年部
青年部が第6回出前授業を開催
蔵前工業高校設備工業科でポリブデン管の特別授業と座談会

2月14日㈮、都立蔵前工科高等学校にて東青協並びにブリヂストン化工品ジャパン(株)担当者4名で、第6回目となる「次世代の業界担い手確保」を目的にした出前授業を行った。今回、設備工業科1年生32名、2年生24名を対象に、4限、5限、6限の3時間枠で実施した。当日は東青協役員の他、協議会員4名、協議会員企業の蔵高OB社員が2名、近藤総務部会長、原総務課長が参加した。 午前11時40分から開始した4限では、1年生、2年生それぞれで授業を行った。
より若い時期から業界の知識や体験談を伝えて欲しいと学校側の希望を受け、1年生とも座談会を行った。これから設備業について学ぶ若者ではあるが、設備を仕事とする人と直接対話が出来たことは、将来の担い手として多少なりとも影響を与えられたことを期待したい。
一方同時刻で、2年生に対してはブリヂストン化工品ジャパン(株)による「ポリブデン管について」の特別授業が行われた。
特別授業ではまず、何故ブリヂストンが配管材を作っているのか、また、ポリブデン管のメリットを伝えた。その後、グループに分かれ実際にポリ管を切断し配管する課題を与えた。生徒たち自ら協力しながら図面を読み解き、配管を行った。
次に、お昼休憩を挟み午後1時10分からの5限では、2年生のみを対象にした授業となり、「現場施行」「施工管理」「メンテナンス」の3つの仕事について東青協担当者から説明を行い、その後4つのグループに分け生徒達と机を囲み、普段授業では聞けない設備業の実態などの質問ができる座談会を行った。
生徒からの質問は、施工管理で必要な資格や、設備業の魅力、独り立ちする時の経験値についてなど質問が寄せられた。また、社会人にとって大切なことや、コミュニケーションを上達させるにはどうしたら良いか、といった社会に出る前の不安や疑問も多く質問された。
座談会終了後は、各グループから感想が述べられ、6回目を数える東青協の出前授業は終了した。
我々の業界に踏み込もうとする若者に、何かしらの影響を残せることを期待し、これからも出前授業を続けていきたい。